■ごあいさつ
三城田神楽団は、江戸時代は嘉永年間に地元の若連中により結成されたと伝えられています。十二神祇を主体とした里神楽が伝承されてきました。勇壮・豪快に舞うのが特徴です。
平成14年頃から石見系の新舞を取り入れて活動していましたが、団員不足から平成19年に休団。
平成28年に8年ぶりに再興し気持ちを新たに活動しています。
▼今後の課題
今後の課題は後継者の育成と団員を増やすことです。名簿上では16名いますが、常時参加できる者は限られた人数しかいません。高校生・大学生も県外に出て行く者もあり、なかなか地元に定住してくれません。
大先輩達が築いてくださった神楽団なので、これからも地域の方々に愛され、親しまれるよう頑張りたいと思っています。
▼創作神楽 火山にかける思い
この地域で生まれ育ち、火山は親しみのある山の一つです。
今回、協議会から声をかけていただき、「神武天皇烽火伝説」を基にした、神楽演目を団員で試行錯誤しながら、創っています。演目の制作に携わったことで「火山」について詳しく学ぶことにもつながり、また、地域の方との新たな交流も生まれました。たくさんのご支援もいただいており、団員皆で地域に誇れる演目の一つにしていこうと思っています。
令和3年3月
三城田神楽団 団長 奥田 海斗
■神楽団の紹介
■神楽団の創設時期/江戸時代嘉永年間
■団員数/ 16名(男性13・女性3)
団長 奥田 海斗
副団長 伊藤 博
副団長 築山 あずさ
■保持演目/神降ろし、恵比寿、山姥、悪狐伝、葛城山、八岐の大蛇
令和2年度から、地元の「火山」伝説を神楽化に取組中。
■地元神社での上演時期/ 11月初旬
■氏神神社
岡崎神社 広島市安佐南区伴中央一丁目11番9号
岡崎神社ブログ